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アメリカ横断2人旅

結婚記念にNY→LAをレンタカーで横断した2人の旅日記

DAY12 さよならアメリカ

ドライブ編 DAY1 to 12

 

最終日の朝

4月14日、7時半起床。快晴の青空。

アメリカ横断の旅もついに最終日。日本への飛行機は12時半。移動のみの一日だけれど、ホテル近くのビーチを散策してから空港に向かうことに決める。名残惜しくも荷物をパッキング。

 

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旅が終わりに近づいている・・・そんな実感が湧いてくる。それでも最後までアメリカを満喫しようと、部屋のバルコニーで海を見ながらコーヒータイム。

 

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サンタモニカビーチで朝食

フロントの女性スタッフお薦めのカフェでワッフルとコーヒーを買い、車に荷物も積み込んで出発。

サンタモニカのビーチはホテルの目の前だが、車で向かう。ところが、誤って高速道路に乗ってしまい、サンフランシスコ方面に向かってしまうというトラブル・・・時間はかかったけれど何とかビーチまで戻る。

ベンチに座って海の見納め。ひとけも少なく朝の穏やかな砂浜で、ワッフルとコーヒーとリンゴの簡単な朝食をとる。

 

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最終盤でまさかのトラブル!?

「いよいよ旅も終わるねぇ」「長いようであっという間だったねぇ」

2人でしみじみ話していると、突然、「XXXXXX!!!」と騒がしい声が。

「ん?これって日本語??」

この10日間ほど、まったく耳にしていなかった日本語が、最後の最後に聞こえてくるではないか。高校生ぐらいの大集団がドカドカとビーチに入ってきた。どうやら日本からの修学旅行生のようだ。

「おー海だ!!でも、 宮崎の海の方がきれいじゃね?」と男子生徒のクリアな日本語が聞こえてくる。

まぁ、確かに宮崎の海はキレイだよねぇ・・・と2人で苦笑しつつも、せっかくの最後の時間なので、高校生から遠ざかるように波打ち際を散策。

しばらく歩き、そろそろ車に戻ろうかと思ったところ、「あれ、携帯がない!」と慌てる彼女。

「どうせ、車のシートに置いてきたんでしょ」と話し、駐車場に戻ろうとしたところ、再び大きな日本語が聞こえてきた。

「すみませーーーん!!!」。遠くから男子生徒が猛ダッシュしてくる。彼の手に握られていたのはそう、彼女の携帯。

「砂に埋もれてましたよ!!!」とのこと。旅の終わりに携帯紛失という大きなトラブルにならなくて本当によかった。ナイス、修学旅行生たち!

 

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ラストラン!

さて、一路空港へ。空港までは10マイル弱(=約16キロ)。アメリカドライブ締めくくりの運転だ。気合を入れて彼女がハンドルを握る。

 

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心配した渋滞にも巻き込まれず、空港そばにあるHERTZの営業所に到着。事故もなく、大きなトラブルもなく、東海岸からのドライブを無事に終えられたことにまずは安堵。

と同時に、「もう運転できないんだね・・・」とつぶやく彼女。

目的はアメリカ横断だったけれど、達成した瞬間に込み上げてくるのは嬉しさよりも、やっぱり寂しさ。長い長い旅だっただけに余計にそう思えてくる。

 

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LA空港近くのHERTZの営業所は、さすが全米最大規模。ニュージャージーの営業所がうそみたいに思えてくる。

係員の指示通りに車を停めると、陽気な黒人の担当者が現れた。車のどこをチェックしたのかわからないけれど、わずか10秒ほどで「OK」と返却完了。

新婚旅行でNYから走ってきたと伝えると、「オー!それはGREAT!!」と飛びきりの笑顔で祝福してくれた。

ここまで頑張ってきてくれた "彼女" ともついにサヨナラのときを迎える。本当によく走ってくれました。お別れに" 3人 " で記念撮影。

 

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すべての手続きを終え、HERTZの連絡バスに揺られて空港ターミナルへ向かう。

 

 

いよいよ帰国のとき

ここで、ある問題が急浮上した。ドライブのお供としてアラバマ州からLAまで奮闘してくれたアイスボックスの処遇だ。

当初の予定では、LAの空港で捨てていくはずだった。

けれど、「ここまで旅を続けてきた仲間だよ。一人残していくのは忍びないよ・・・」という彼女の温情(?)に救われ、一緒に帰国することに。よかったね、アイスボックス。

 

ANAカウンターでチェックインすると、往路と同様にプレミアムシートに空席があるとのこと。「おぉ、ラッキー!」と思ったら、4列シートの真ん中2席らしい。

長いフライトで両側のお客さんに気兼ねするのも嫌なので、おとなしくエコノミー席で帰ることに決定。

すいすいと出国審査も終え、手続きは順調に完了。けれど時刻はまだ11時過ぎ。

ターミナルを散策したり、お土産を買ったり。それでもまだ時間があったので、これまた往路と同様にラウンジで過ごすことに。

成田よりも豪華なラウンジ。サラダやスープなどをいただきながら、地元ナパ産のスパークリングワインで乾杯!

 

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旅の思い出を振り返っていると、あっという間に搭乗時間がやってきた。

成田を飛び立つときは、「この旅は永遠に続く気がするね」なんて話していたのに、ついにフィナーレ。

横断を成し遂げた高揚感と、少し寂しい気持ちとを抱えながら機内へ。後ろ髪ひかれる我々の思いを振り切るかのように、飛行機はみるみる加速し、あっという間に上空へ。

 

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窓越しに2人で歩いたサンタモニカの桟橋も見える。空からアメリカ大陸を見下ろすと、「こんなところを横断してきたのか・・・」と感慨もひとしお。

 

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食事をしながら再びワインで乾杯。やがて窓越しにサンフランシスコ湾が見えてきた。LAから結構飛んできたはずなのにまだSF。アメリカはやっぱり大きい。

旅の疲れが一気に出たのか、それとも無事に旅を終えられて緊張の糸が切れたのか、ぐっすりと熟睡。

ときどき目覚めてはお酒を注文し、機内オーディオの浜省特集を聴く。往路は心を奮い立たせようと聴いた曲たちだったが、いまは穏やかに胸に響く。

うたた寝を繰り返しつつ気がつくと、いつの間にか窓の外には日本の海岸線が広がっていた。

 

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成田到着

海外から戻ると感じることだけれど、日本に着いたときのこの安心感。そして、夢のような日々から日常に戻ってしまうこの現実感。

手荷物も引き取り、心地よい疲れを感じながらバスで家路へ向かう。一緒に帰国できたアイスボックスもなんだか嬉しそう。

 

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旅の終わりに

アメリカ横断の旅。計画段階、ドライブ中、立ち寄った名も知らぬ街、その道中でいくつものトラブルがあった。ケンカもした。

それ以上に数え切れない感動があり、魂を揺さぶられるようないくつもの壮大な景色に出会った。

振り返って確信しているのは、2人にとって一生忘れられない旅になったということ。

 

そしていまはこう断言できる。

このブログを読んだ皆さん、一人でも、カップルでも、家族でも、友だち同士でも、ぜひアメリカ横断ドライブにチャレンジしてみてください。最高の旅になるはずです!

我々もいつの日か再びアメリカの大地を疾走することを心に誓い、ひとまず旅の記録をここに終えます。(なお)

  

 

この日の走行距離=20マイル

アメリカ横断総走行距離=4320マイル

 

 

 

★私から一言★

最終日は空港に行くだけ。なのに、最後の最後、目の前のビーチに行くのに右往左往。しかもやっと着いたサンタモニカのビーチの駐車場は、公営で無料かと思いきや12ドル。15分ぐらいしかいないのに、えらい高かった・・・。

ドライブなしのNY含め、計12日間の旅行。これまでの人生でいちばん長い旅行で、最初の頃は「まだ〇日あるなぁ」と思っていたけど、終わってみればあっという間。4320マイル=約7000キロの旅も、全然大変には感じませんでした。うーん、アメリカドライブ旅行、はまりそう。

さて、ここまで毎回長~いブログにお付き合いいただき、ありがとうございました。本当は4月中に書き終えるつもりだったのに、あれもこれもと欲張って書いていたら、いつの間にやら夏も終わって秋風が吹き・・・

でも、まだまだ書き切れなかったことは多々あります。かかったお金、車の運転について、持っていってよかったもの、持っていけばよかったもの・・・etc、今後また【豆知識編】としてアップしていく予定です! よければご覧ください。

これからアメリカ横断に挑もうとしている皆様に、旅の成功を祈って・・・

Thanks a lot, have a great trip!

(のん)

 

ドライブ編はこれでおしまい。

豆知識編に続く。

豆知識編① 横断に必要な費用って!? - アメリカ横断2人旅